顎関節症の症例(その14)

お客様

女性 40代 会社員 和歌山市在住

来院

2016年10月

症状

4カ月位前から口が開きづらいのと共に右顎に痛みがあり、今は指が2本入るくらいにしか開かない状態。

噛むと痛みがあり、大きく口を開けて食べられないことを何とか解消しようと、市販のマウスピースを試したり、自分でマッサージしたりもしたが良くならず、インターネットで調べていた時に当院の事を知り来院。

また、顎の症状が出始めてから肩こりも悪化して来たとのこと。

 

施術内容と経過

初見時、指が縦に2本ぎりぎり入るくらいの開口範囲とその状態で右顎に痛みがあり、食事に障害がある状態。

まず顎関節の動きと周辺の筋肉の状態をチェックしたところ咬筋群の硬さに左右差と前頚筋群の動きの悪さが認められた。

次に頚椎の可動性をチェックしたところ、頚椎3番に可動性の悪さが認められたことから、この2点が開口障害と痛みを引き起こしていると考えた。

まず、頚椎調整と骨盤矯正で全体のゆがみを整え、顎関節調整を行った所、初回施術後に指2本が余裕で入るくらいにまで開口が改善。

4回目の施術で、初回の痛みを10とすると4くらいにまで改善し、開口も徐々に開きやすくなってきた。

7回目の施術で、痛みは完全に消失し開口は指が縦に3本入るまでに改善した。

その後は、本人の希望でもう一段回口が開くようになりたいとの要望があったので、その後も施術を重ね14回目の施術で症状がすべて改善したため治癒とした。

同時に施術した症状

肩こり

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 肩関節調整 顎関節調整、MT

考察

この患者様との施術の目標は「ちゃんと口が開いて痛みがなくなったら」ということに設定して施術を開始し、順調に症状改善し目標を達成する事が出来た。

その他の要望としては、軟骨のから揚げや生春巻きが食べられるようになりたいとおっしゃっていたがその要望は7回目の施術で達成する事が出来た。

今回の症例では、顎関節だけでなく頚椎にも問題があったが適切に施術することで順調に改善が見られた。

私の経験上、顎関節症の方の8割以上の方が、頚椎にも問題があり、その多くが症状として肩や首のこりや痛みを併発しているが顎関節と脊柱のゆがみを整えることで、ほとんどの顎と首や肩の症状は改善すると私は考える。