顎関節症の症例(その25)

お客様

男性 20代 土木現場監督 和歌山市在住

来院

2017年11月

お悩み・症状

3~4日前から右顎に口を開けた時や食べ物を噛んだ時の痛みを感じ始め、徐々に悪化して口も開きづらくなってきて、引っかかって閉じづらくなる事もたまに起こるようになった。

また、睡眠にも支障があり最近ぐっすり眠れなくなった。

(慢性的な肩こりと頭痛もあり。)

特に食事の時の痛みが辛く、何とかならないかと思いインターネットで調べていた時に当院の事を知り来院。

施術内容と経過

正常な開口では縦に指が3本分以上入るのだが、初見時2本がギリギリの状態で開口時の痛みをかばいながら口を開いている。

開口時に右に顎がズレる、カクカク右顎で雑音が鳴る症状もあり。

あとは、普段から右で食いしばる癖があり右の咬筋が強く左右差が顕著に見られた。

次に体全体の状態をチェックしたところ、左右の肩関節外転と頚椎前後屈運動で可動域制限があり脊柱全体の柔軟性の低下も見られたことなどから、体のゆがみが顎関節症のそもそもの原因であると考えた。

 

まず、頸椎調整と骨盤調整で体のゆがみを整えてから、顎関節の調整を行ったところ初回施術後には開口で縦に指3本入るようになり、痛みもほぼ感じない状態になった。

2回目施術後には、噛むときの痛みが8割がた減少したが、開口時の痛みが体に染みついているため開口に怖さがあると言っていた。

4回目の施術で噛んだ時の痛みはほぼ消失し、6回目の施術で開口指3本出来て痛みも全くない状態にまで改善した。

それ以降は、口開閉時の顎のずれと頭痛の症状が残っていたため施術を重ね、11回目の施術で肩こりは多少残っているものの、顎の症状は改善しお客様の目標を達成したため卒業とした。

同時に治療した症状・お悩み

肩こり 頭痛

施術方法

頸椎調整 骨盤調整 顎関節調整

考察

この症例では、もともとあった右顎の食いしばりや噛み癖が疲労の蓄積による体のゆがみが原因で右顎の痛みとして発症していた。

今回の様に、原因に対して適切に施術を行えば初回から顎の動きが良くなり口が開きやすくなったり痛みが軽減することはさほど難しいことではない。

だが、顎関節症では日常生活の癖や習慣もカウンセリングでしっかりと聴取してアドバイスを行わないとその後の経過が計画通りに進まないことがあるので注意が必要である。