顎関節症の症例(その18) 

お客様

男性 20代 和歌山市在住 公務員

来院

2016年8月

症状

半月くらい前から右顎に痛みと口を開けた時にカクっと鳴る症状が出始めた。

口を開けた時の音は小学生の時くらいからたまにあったが、8カ月位前から常時鳴っている事はないが頻発するようになっていた。

食事の1口目やあくびを開いた時に、右顎に痛みと口を開けた時の音が鳴ることにお悩みでインターネットで調べて当院の事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、開口が縦に指2本半入る程度の状態で、咬筋の検査を行った所、右で噛む癖があることが分かった。

次に顎関節のズレをチェックしたところ右顎にズレがあり、頚椎検査では頚椎3番の可動性の悪さが見つかったことから、顎関節のズレと頚椎に問題があることがこの症状を起こしている大きな要因だと考えた。

まず、頚椎調整と骨盤矯正を行い、脊柱のゆがみを整えてから顎関節調整を行い最後に生活習慣で顎のズレが起こらないように注意点を指導した。

2回目の施術で、開口は指3本入るようになり顎の痛みもほぼ感じない状態になった。

4回目の施術で、口を開けた時の音もほぼ鳴らなくなり、8回目の施術で症状完全に改善・再発しない状態になったためしたため、卒業とした。

同時に施術した症状

首の動かしづらさ

施術方法

頚椎調 骨盤矯正 顎関節調整

考察

もともと小学生のころから口を開けた時に音が鳴る症状がたまにはあったものの、顎のズレや頚椎の動きの悪さはさほどひどくはなく、日常生活での注意点の指導や噛み癖の調整も順調に行った事で、早期に症状を改善する事が出来た症例であった。