顎関節症の症例(その3)

お客様

女性 30代 医療事務 和歌山市在住

来院

2015年10月

症状

何年?何十年?も前から顎関節症と慢性的な肩こりがあり、今は顎の痛みはないが過去に口が開かなくなるくらいに痛くなったことが3,4回あり、最近は顎がカクカク鳴りやすくなってきた気がするとの事。

顎がカクカク鳴る事と肩こりが少しでもマシになればと思い、ネットで「顎関節症 和歌山市」と検索して当院の事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、顎関節の動きをチェックしたところ、開口時に両顎がスムーズに動かず右顎が先に出て左顎が後から出てくるズレがあり、その時にカクカク?ゴリゴリ?音が鳴る事と、後は左右の咬筋の筋力差がある事が確認できた。

次に頚部の動きをチェックしたところ、ゆがみがあり特に前後の動きが硬く、この頚部のゆがみと動きの悪さ、あとは左右の咬筋の筋力差が肩こりと顎関節のズレを慢性化させている原因だと考えた。

顎関節調整と頚椎調整、骨盤矯正、体液循環調整を行ったところ3回目の施術で顎のズレに改善が見られ始め、5回目の施術で肩こりの症状はほぼ消失。

8回目の施術で顎のズレが無くなり動きが正常になったため治癒とした。

その後は、再発防止とメンテナンスを希望されたので2週間に1回のペースで施術を行なった。

同時に施術した症状

特になし

施術方法

顎関節調整 頚椎調整 骨盤矯正 体液循環調整 肩関節調整

考察

初見時は口を開けるとカクカクと言うよりゴリゴリ鳴るような大き目の音が鳴っていたので、顎関節と咬筋が整うのに2~3か月はかかると想定していたが予想に反して早く良くなった症例であった。

これは、頚部や肩周辺のゆがみと筋緊張が早い段階で緩められたことが症状改善を早められた要因であった。