顎関節症の症例(その19)

お客様

女性 10代 和歌山市在住 学生

来院

2017年3月

症状

2年前から口を開いたときに左右の顎がコリコリと音が鳴るようになり、一時期は口を開いたときに耳の穴の前あたりに痛みがあった。

特に朝起きた時に顎が引っ掛かるのとともにカクッと音が鳴ることが気になっていて、お客様のお母さんも同様に顎がカクカク鳴る症状が有ったことから治してあげたいと思われたそうで、インターネット調べていた時に当院の事を知り来院。

施術内容と経過

初見時、顎周辺の痛みは無く、開口は縦に指3本が入る状態であったが、開閉時に顎関節のズレとコリコリと音が鳴っている状態。

関節円盤の軽度の引っ掛かりと顎周辺の筋肉のバランスの左右差、あとは生活習慣に原因であると考えた。

 

まず、頚椎調整と骨盤調整で全体的なゆがみを整えてから顎関節の調整を行い、日常生活での注意点を指導した。

初回施術後、カクカク鳴る音が減少し5回目の施術で朝起きた時以外はさほど気にならないくらいになってきたとの報告を受けた。

完全に音が鳴らなくなるまで施術を受けたいとの希望があったのでその後も施術を重ね、12回目の施術で症状完全に消失したため、卒業とした。

同時に施術した症状

体が攣りやすい

施術方法

頚椎調整 骨盤矯正 顎関調整 顎関節MT

考察

この症例では、まず頬づえをつくなど日常生活で顎をずらしてしまうの癖があったので、まずはそれに対する生活指導を守ってもらいながら施術を重ねることで、体や顎関節が整った結果として完全に症状が消失した。

こういった生活で何気なくしている癖でずれが起こっている事を本人は自覚できないことがほとんどなので、カウンセリングでしっかり話を聞くことが重要である。