顎関節症の症例(その5)

お客様

男性 50代 会社員 和歌山市在住

来院

2015年3月

症状

1か月半くらい前から左顎にカクカク音が鳴るのを感じ始め、4,5日前に朝起きた時から左顎に痛みを感じ始め、開口や歯を噛みしめた時、硬い物を感が時に特に痛みを感じるようになり、インターネットで調べて当院の事を知り来院。

思い当たる原因を尋ねたところ、ちょうど1月半くらい前からダイエットの為に生キャベツを食べ続けているとの事でそれが原因だろうと言っていた。

施術内容と経過

初見時、顎関節と咬筋群の動きをチェックしたところ、左顎関節のズレと左右の筋力差が確認でき、やはりキャベツの食べ過ぎによる顎のズレと筋力バランスが崩れたことが原因だと考えた。

顎関節調整、咬筋調整で顎周辺を整え、頚椎調整と骨盤矯正、体液循環調整で全身調整を行ったところ初回で痛みが10→6まで改善、3回目の施術で10→3、7回目の施術で痛みがゼロになったが、カクカク音がたまに鳴るのが残っていたので継続治療を行い、9回目の施術で症状改善した為、経過観察とした。

同時に施術した症状

腰痛

施術方法

顎関節調整 咬筋調整 頚椎調整 骨盤矯正 体液循環調整 大腰筋調整

考察

患者さんの要望でキャベツダイエットは続けたいとの事だったので、食べる量を減らして治療していく計画で進めた。

食べる量を減らしたことと、左で噛む癖があったのでそれを修正したことで痛みの軽減は早まった。

今後は、顎をズラす可能性のある癖や生活習慣の注意点を指導してあるので、それさえ守れていれば再発はしないだろう。